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完成
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  原画 打ち合わせ風景 下絵を描く絵師 下絵 染める前の反物 友禅工房での作業風景 染付け作業 色付け 染料や筆 色付け 仕立てあがり 帯や小物
  カンバラクニエにさんよる手描きの ふりそでデザイン画。細部にわたって たんぽぽをイメージした『うらら』が描かれています。 クニエさんとの打合せ風景。どんなふりそでにしたいのか、どこが重要なポイントになるのか、イメージを伝えていくことから始まります。 デザイン画を元に制作に重要となる友禅の下絵を絵師が起こしていきます。下絵はなんとふりそで原寸大! 下絵といっても、とても丁寧な作業。クニエさんの描いた通りたんぽぽの花や綿ぼうし、茎…ひとつひとつを慎重に再現。 反物に写された、たんぽぽの花。 地色を染めるときには、あらかじめ 柄の部分にのりでマスクをして 白く残しておきます。 友禅工房での作業風景。 下絵を反物に書き写し染め上げる 準備に入ります。職人さんは皆、 真剣そのもの。 いよいよ友禅職人さんの染付け 作業開始。自分のデザインした ふりそでが間近で描かれていく 様子にクニエさんも興味津々。 クニエさんから頂いた資料を 見ながら色付けされます。 花の色、つぼみの色、茎の色と 細かくカラーチップで指定。 友禅に必要不可欠な染料や筆と いった道具類。微妙な薄さや濃さを 塗り分けるために、染料をいくつも 調合しています。 少しづつ、少しづつ、色を重ねて いきます。作業は細かくて根気の いる仕事。ふりそで一枚にはたくさんの 時間が費やされています。 色付けされたふりそで。 クニエさんとの綿密な打合せと 指示により、優しい表情の ふりそでが仕上がっていきます。 反物が裁断され、仕立てられ、ふりそでという形になりました。 実際の着姿を目の前にすると平面で 見ているよりも華やかさが際立ちます。 ふりそで制作と同時進行で 帯や小物も作りました。クニエさんが自ら選んだビビッドな 配色はコーディネイトが楽しめそう。