矢のように

おひさまの光はまっすぐに進んで
屈折して、分散して、
虹を描くこともある。

prism.jpg

止めていた自転車の足元に
小さな虹。

nekohoumon0.jpg

塀を渡っている猫を発見。

ここに住みだした頃から
ときどき聞こえる鈴の音の主に
初めて出会えたと思って
じっと見ていたら、

nekohoumon1.jpg

私に気付いて
塀をこちらへくるりと曲がって
屋根をつたって
すぐ側まで。

どうしたものやらと
ただしばらくじーっと顔を見合わせて、
いつもはまっすぐ進む道を
わざわざ曲がっていただきまして、
いやいや
どうもこんにちは、
えーっと、
じゃあまたと、
不思議な時間。

inuyarai3.jpg

すっかり傷んでいた犬矢来が
リニューアル。
まっすぐに伸びたであろう青竹は
職人さんの手によって
壁から裾にかけては
微妙な弧を描きながら
見事に美しく並べられました。

瑞々しかった青竹の青色は
日ごとに失われて
黄色く変わりつつあります。

kibana1.jpg

キバナコスモスとコスモスが
今年もいつも通り
並んで咲いて
風に揺れていて、


gomataki.jpg

去年も一昨年も
咲いていた山茶花が
今年はまだ蕾だけれど、

horagai.jpg

今年もお祭が過ぎていきました。

ただ見る側から
支える側になって2年目。

今年は矢を見ていただけでした。

まっすぐなのか
曲がっているのか
立ち止まっていても
進んでいても
戻っていても
まるで分からなくても

どうやらいつも進んでいるようです。

何を描いているのか
自分でもよく分からずに
紙に向かって
描ける絵が
いつも一番いい絵です。

明日というのは
雨でも曇りでも
いつでも明るいらしいです。

violon.jpg

風邪はひかぬように
木枯らしに負けぬように

さていざ
矢のように
また明日。


秋の雨

週末ごとに秋の雨な具合ですが、
私は雨を楽しみにしていました。

先週末の雨の後
昨年の11月にもらってきた
しいたけの原木から
しいたけがもこもこ出てました。

siitake3.jpg

siitake1.jpg

食べるのがまだもったいない
うれしいたけ。
母の実家からもらってきたホダ木だから
大きいのを母に届けるべく
実家にビュンと届けにいったら、
しいたけ嫌いのヨシエしかおらず
ちっとも喜んでくれず
ほんとに悲しいたけでしたが。


siitake5.jpg

菌床しいたけとは違って
しいたけーーーって味です。

この秋飽きるまで
どんどんしいたけが出ますようにと
思っている週末です。

kabotya.jpg

実家で私が下書きしておいたカボチャは
その後、母により無事彫られて
しばらく食卓に飾られていたようですが
私は直接目撃する間もないままに
傷んできたからと全部料理されたらしく、
先日、コロッケになって届きました。

kabokoro.jpg

kabokoro2.jpg

コロッケでその日の晩ご飯の用意は
とっても大助かりで、
みんなで美味しくいただいて、

それからまた
お礼に私はまた
しいたけを少しと、
みんなが好きなパン屋のパンを買って届けたり、

少し離れて距離が出来て
一緒にごはんを食べることは減ったけど
その分だけ心を乗せて
また新しい美味しいや
優しいやうれしいが
あっちへこっちへ始終行き来するのは
うれしいことです。

思いの丈は
なかなか形に出来ないのに
形に出来る仕事をしているのだから、
お腹いっぱい
美味しいごはんが食べれた分だけ
ありったけ
思いの丈を形に残せるといいのですが。

syougoin.jpg

さて、今年も
四方に矢が放たれる
お祭りの季節になってきました。

あれもこれもそれもどれも
しっかりやらねば
10月です。


指はほとんど治ってきました☆
おおきに☆




刺されて9月

8月の末からこれまでにかけて
なんだか目を回したというか
あれれれれっと過ぎました。

asagao.jpg

花の時期の長いケープタウン朝顔。
暑さにへばりながら
日射しを防いでくれた
緑のカーテン。

お寺にお手伝いに来てくれるおばちゃんが
種が出来たら欲しいと言っていたけれど、
この朝顔は挿し木で増やすもんらしい。
どうしようかしら。

それにしても野菜が高いと
横を通る度、
なんだか葉っぱサツマイモみたいだなと
思っていたら、
ナス目ヒルガオ科サツマイモ属。

yakinasu.jpg

ナス目?
ナスはナス目ナス科
そして、サツマイモ属?

分類をたどるのはいつも
おもしろいもんです。好きです。

それにしても朝顔の根やらは
だいたい毒のイメージでしたが。
ジャガイモ(ナス目ナス科)
の花は知っているけれど
サツマイモの花が
ちっとも頭に思い浮かべれず
ネット上で見てみたら
朝顔みたいな花が咲いていました。
めったに咲かないみたいだけれど。

この夏は
何度焼きナスをしたかしら。
秋もまだするのだろうな。

gyoza.jpg

korokke.jpg

すこし涼しくなっただけで
あれもこれもしてみようと
料理にもやる気が出ます。
よく研いだ包丁は
キャベツも切られてるのに
たぶん気付いてないくらい
千切りに切れますし、
なんだか料理上手な気分が高まりますが、

yubikireta.jpg

先週、うっかり指を切ってしまいました。
いやぁ、よく切れました。

でも、頭も切れていたので
けっこう絵も描けた
今日この頃でした。
ブログやらは
書きそびれてましたけど。

kunienobun.jpg

よく食べていたのは
いつも通りの
見ての通りで。

気がつけばお菓子も萩やら初雁やら
秋に変わっています。

tonbo.jpg

とんぼもあちこちで見かけるようになりました。

とんぼはこうして
目を回して捕るもんやと
幼い頃、母に教えられましたが、
そんなことして
トンボが捕れた覚えがありません。

とんぼのめがねは

青い空を飛んだら
そらいろめがね

ピカピカおてんとさんを見たら
ピカピカめがね

夕焼け雲をとんだら
あかいろめがね

yugatasosui.jpg

さて、
Hで連載して来た「すりばち眼鏡」が
とうとう1冊の本になります。
どんなめがねになるのか
自分でも楽しみです。


8月の終わりから9月はじめ眼鏡な
「すりばち眼鏡」の載ったHも
近々出ますよ☆

すりばちめがねは
なにいろめがね?


八が刺す

毎日お暑うございます。
処暑なんて言っても
夕立もちっとも降らず
暑い毎日がまた続いてますね。

日暮れは早くなり、
夕焼けだけは毎日赤くなっていっているのに、
昼間は暑過ぎて
だいたい「ハ」みたいな目になっております。

daimonji.jpg

この間の五山の送り火。
去年は行けなかったけれど、
今年はうれしい予定外で
ちゃんと護摩木書きに行けまして、
去年は見れなかった
送り火も見ることができました。

jizoubon.jpg

jizoubon2.jpg

jizoubon3.jpg

さて、送り火が終わったら、
夏の終わり、
8月の締めくくり、
子供の頃の楽しみと言えば「地蔵盆」。

実家では中学生以降は
すっかり夏の終わりに見かけるだけで
無関係になっていた地蔵盆でしたが、
去年の夏からは
また再び楽しみな地蔵盆になっています。

大人も子供もみんな参加で
夜のビンゴゲーム。
「8」で
まさかの早々ビンゴで、
とびきり大きなスイカをいただきました☆

去年は最後まで残って
参加賞のジュース1本でしたが。

suica.jpg

重さにして8キロ以上。
立派なスイカでした。

嫁ぎ先ではもともと
スイカなんて当たらないだろうということで
冷やされておりましたスイカを食べまして、
スイカが大好きなカンバラ家に
冷やして抱えてお届けしました。

スイカが好きだった父に供えたのは
ほんの一瞬でしたが、
きっと存分に食べたでしょう?

母がうれしそうに切ってくれたのを
ちょっと一緒にいただいたら
実に赤くて甘くてよいスイカでした。

atarasikutsu.jpg

こないだの大安、
赤いワンピースで
新しい靴をおろしたら
すっかり立派な靴擦れでしたが
何度も履くうちに
足に馴染む予定です。きっと。

いろいろ愉快なことに
はち合わせする靴なはずなんです。
たるも八卦
当たらぬも八卦です。

ビンゴ以外は
なかなか「8」で刺せなかった8月に
なってしまった気はしますが
この夏の暑さはまだまだ続くらしいから
夏休みの宿題の仕上げの如く
夏をもうちょっと

えい、やーーーっっと

延長戦です。






夏の実

結局、
自動車より自転車派です。

暑い暑いと言いながら
時折、自転車でビュンと
実家へと向かい
ちょこちょこと仕事して
またビュンと戻る帰り道。

sosui1.jpg

幼い頃から繰り返し通って来た
疎水の橋でしばらく見てたかったけど
急ぐ帰り道だから
一枚だけ撮ったら
ちゃんと撮れてました。

カメラは
武士の刀の如く携帯していたって
お散歩カメラな日々は遠く
メモのようにカメラを持ってた日々が
懐かしくもあり、
カメラで残せない分
胸の内へと大事にしまうから
いつかまた違う形で
残せるのかもしれないと思うのでした。

rokudou.jpg

夕立も降らないような猛暑日が
続いていましたが
やっと台風のニュースが聞こえて来たり
夕立がザァーーっと降ったり
いよいよお盆だったり
暑さが折り返していることを
身をもって実感出来ますね。

実感と言えば
去年はバタバタしすぎて
そんなこと考えなかったのですが、
実家の家族達が
父、祖父、祖母、先祖代々を迎えに
六道まいりに行ったと聞いて、
先祖さんというのが
お盆は基本的に
実家の仏壇へ帰らはるもんだということに
改めて気付きまして、
特に父、祖父、祖母なんて
いつでも側にいるように思ってましたし
お盆は特に近くに思えるもんでしたが
お盆こそ離れてるようにも思えたのでした。

bebikasu.jpg

私は嫁ぎ先の家族の女性ばかりで
六道まいりに行ったのですが
嫁ぎ先のご先祖は
ここに帰ってきはるので、
お盆こそ
背筋も伸ばさなあかん気もしてきました。

去年の夏は
なんにも考えてなかったけど
「えらい猫背の嫁やなぁ。」
と嫁ぎ先の先祖が言ってたり、
「はじめまして、こんにちは。
クニエの父です。」
と父が挨拶に来てたりしたのかもなと
お盆な想像は膨らむのでした。

まぁ、どっちにしても
どっちも帰ってきたはるということで
どっちにしても近所だったり、
見えない世界は
気のもんなんですけども、
新しい感覚です。

いつもベビーカステラと言えば
だいたい吉田さんの節分で買う
冬の終わりのもんでしたが、
この辺りでは
六道まいりで買う夏の終わりのもんだとも
分かってきました。
2倍ハッピーです。

節分もお盆も
色で言うなら「赤」の印象です。

tsubakinomi.jpg

庭の椿に実がなっています。
ちょっとづつ赤くなってきています。
実がなって、種が出来て、
絞って出来る油が
「そうだ椿油だ!」
ということが
ふいと頭で理解出来ました。

椿油って
自分で作れるんでしょかね。

dadatya.jpg

枝豆が安くなってきて、
大好きなだだちゃ豆も出て来て、
安いとついうれしくて買ってしまいます。
実家だと保存する間もなく
なんだかんだとすぐ食べちゃってましたが

一人で大量に茹でて
つまみ食いしながら
豆だけに剥いて
小分けにして料理用に冷凍保存です。

変わっていくこと
変わらないこと
積み重なること
作ること。

さて、
背筋を伸ばして
私もこの夏を
ちゃんと実らせねばです。




1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11
Archives  mobile ver.  RSS
小粋空間