夏の実
結局、
自動車より自転車派です。
時折、自転車でビュンと
実家へと向かい
ちょこちょこと仕事して
またビュンと戻る帰り道。

幼い頃から繰り返し通って来た
疎水の橋でしばらく見てたかったけど
急ぐ帰り道だから
一枚だけ撮ったら
ちゃんと撮れてました。
カメラは
武士の刀の如く携帯していたって
お散歩カメラな日々は遠く
メモのようにカメラを持ってた日々が
懐かしくもあり、
カメラで残せない分
胸の内へと大事にしまうから
いつかまた違う形で
残せるのかもしれないと思うのでした。

夕立も降らないような猛暑日が
続いていましたが
やっと台風のニュースが聞こえて来たり
夕立がザァーーっと降ったり
いよいよお盆だったり
暑さが折り返していることを
身をもって実感出来ますね。
実感と言えば
去年はバタバタしすぎて
そんなこと考えなかったのですが、
実家の家族達が
父、祖父、祖母、先祖代々を迎えに
六道まいりに行ったと聞いて、
先祖さんというのが
お盆は基本的に
実家の仏壇へ帰らはるもんだということに
改めて気付きまして、
特に父、祖父、祖母なんて
いつでも側にいるように思ってましたし
お盆は特に近くに思えるもんでしたが
お盆こそ離れてるようにも思えたのでした。

私は嫁ぎ先の家族の女性ばかりで
六道まいりに行ったのですが
嫁ぎ先のご先祖は
ここに帰ってきはるので、
お盆こそ
背筋も伸ばさなあかん気もしてきました。
去年の夏は
なんにも考えてなかったけど
「えらい猫背の嫁やなぁ。」
と嫁ぎ先の先祖が言ってたり、
「はじめまして、こんにちは。
クニエの父です。」
と父が挨拶に来てたりしたのかもなと
お盆な想像は膨らむのでした。
まぁ、どっちにしても
どっちも帰ってきたはるということで
どっちにしても近所だったり、
見えない世界は
気のもんなんですけども、
新しい感覚です。
いつもベビーカステラと言えば
だいたい吉田さんの節分で買う
冬の終わりのもんでしたが、
この辺りでは
六道まいりで買う夏の終わりのもんだとも
分かってきました。
2倍ハッピーです。
節分もお盆も
色で言うなら「赤」の印象です。

庭の椿に実がなっています。
ちょっとづつ赤くなってきています。
実がなって、種が出来て、
絞って出来る油が
「そうだ椿油だ!」
ということが
ふいと頭で理解出来ました。
椿油って
自分で作れるんでしょかね。

枝豆が安くなってきて、
大好きなだだちゃ豆も出て来て、
安いとついうれしくて買ってしまいます。
実家だと保存する間もなく
なんだかんだとすぐ食べちゃってましたが
一人で大量に茹でて
つまみ食いしながら
豆だけに剥いて
小分けにして料理用に冷凍保存です。
変わっていくこと
変わらないこと
積み重なること
作ること。
さて、
背筋を伸ばして
私もこの夏を
ちゃんと実らせねばです。